市販薬12,000円超で医療費控除ができる!~2016年度税制改正大網~
2016年度税制改正大網にざっと目を通して、母さん税理士の確定申告にも関係してきそうだなと思った「スイッチOTC薬控除の創設」についてまとめてみました
息子が退院するときに保険適用なしで28万円請求になりますと言われびっくりしました
後日保険適用(マル乳)で清算したら1000円ちょっとでした
やっぱり保険てありがたいです、、、入院中の個室で(写真)
スイッチOTC薬ってなに??
「スイッチOTC薬」というコトバ、知りませんでしたので色々調べてみると
処方箋なしでドラッグストアや薬局で買うことができる薬
処方箋薬と同じ成分が使われている
とのこと
代表的なスイッチOTC薬
・ガスター10(胃腸薬)
・ロキソニンS(鎮痛剤)
・コンタック鼻炎Z(鼻炎薬)
・ロートアルガードプレテクト(点眼薬)
母さん税理士、ロキソニンやガスター10は常備薬として使ってます
日本調剤HP
http://www.nicho.co.jp/medicine/otc/
医療費控除の特例という位置づけ
今までの医療費控除は1年間で10万円超の医療費支払がないとつかえませんでした
家族全員の医療費を合わせても、なかなか10万円ていかないものです
スイッチOTC薬控除は1年間で12,000円超のスイッチOTC薬の購入があればつかえます
12,000円を超えた金額を課税所得から控除することができます(控除できる上限88,000円)
母さん税理士がよく購入するロキソニンSは、一箱700円です
その他に胃腸薬や、花粉の時期に鼻炎薬などを買うと、年間12,000円を超える可能性はありますね
国としては、医師の処方薬に頼らず、市販薬での治療を促して国の医療費削減をしたいようですが…
やっぱり年配の方は病院に行く時間もあるし、医師の処方薬のほうを選ぶのではと思いますがどうでしょうかね
子供の薬についても、マル乳の場合は処方薬は0円なので、やっぱり医師の処方薬を選んでしまいますね
スイッチOTC薬控除をするためには確定申告が必要
この所得控除を受けるためには
・年1回、健康診断を受診していること
・買った薬の領収書を添付して確定申告書を提出すること
このような条件があります
母さん税理士のように毎年確定申告をする個人事業主は少しでも節税できればとこの制度を使うかもしれませんが
サラリーマンなどで確定申告をする必要がない場合に、スイッチOTC薬控除のためだけにひと手間かけて確定申告するかどうかが微妙です
みなさんも市販薬が12,000円を超えたらひと手間かけて節税しましょう!
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