確定申告で医療費控除をする!領収書を整理し、医療費の明細書、確定申告書に記載する
1年間の医療費が10万円を超えたら確定申告をしましょう
この部屋はなかなか掃除ができない・・・
領収書を整理しよう
1年間の医療費が10万円を超えたら、確定申告で「医療費控除」ができます
まずやることは、領収書を整理すること
領収書の日付をチェックしましょう
平成28年分の確定申告であれば
平成28年1月1日から平成28年12月31日に支払った医療費
でなければいけません
請求書が平成28年中に届いて
支払ったのが平成29年1月、という場合は
医療費控除の対象になりませんのでご注意を
医療費明細書に記入しよう
医療費明細書はこちらからダウンロードできます
税務署に行くと、この明細書が記載されている封筒をもらうことができます
(この封筒に領収書を入れます)
医療費の明細書の上部です↓
医療を受けた人
→実際に医療を受けた人の名前を書きましょう
生計が一緒の家族分の医療費も対象になります
子供、同居している両親、同居していなくても仕送りをしている両親の
名前を書きましょう
支払った医療費
→領収書に記載されている金額を書きましょう
左のうち生命保険や社会保険などで補填される金額
→支払った医療費について保険金が支払われる場合は
その金額を書きましょう
平成29年に支払われる予定の場合は、予定の金額を書きます
病院、薬局の住所・名称、治療内容・医薬品など
→領収書からわかる範囲で書けば大丈夫
治療内容も詳細に書く必要はありません
合計
最後に、右下のAとBにそれぞれの合計額を書きましょう
医療費の明細の下部です↓
AとB
医療費の明細書の上部、右下のAとBに書いた金額を
そのままAとBに書きましょう
C
A-Bの金額を書きましょう
303,150-100,000=203,150
D
確定申告書第1表の⑨の金額を書きます↓
ここでは⑨に5,000,000と記載されていたとします
E
D×0、05
5,000,000×0、05=250,000
F
Eと10万円の少ない金額を書きます
ここでは250,000>100,000なので
100,000を書きます
G
C-F
203,150-100,000=103,150
ここまできたら、もう一息
確定申告書第2表に転記します↓
⑪医療費控除
支払医療費と保険金などで補填される金額に
医療費の明細書で計算したAとBの金額を書きましょう
支払医療費→303,150
保険金などで補填される金額→100,000
最後に確定申告書1表にもどります
⑪医療費控除
医療費の明細書で計算したGの金額を書きます
ここでは103,150ですね
医療費の明細書に書ききれない場合
医療費の明細書に書ききれない場合は
国税庁の医療費集計フォームをつかってもよいですし
エクセルが得意な方は、ご自身のエクセルで集計したほうが早いでしょうね
医療費の明細書に記載されている内容がはいっていれば
表の形はどのようなものでも大丈夫です
確定申告で医療費控除をするときのポイントは
やはり領収書をしっかり保管しておくことです
大きな病気をした場合、妊娠出産をされる場合は
薬局で買った医薬品、病院までの交通費、家族の分の領収書
すべてしっかり保管しましょうね
~今日のつぶやき~
今日はなかなかハードなスケジュール
仕事→学校公開→仕事→習い事送迎→仕事
仕事が中断されるのが少々きついけれど
学校公開や習い事の送迎が気分転換になってよいかもね