事務所や店舗を賃貸契約をしたときは要チェック!敷金、礼金、更新料、仲介手数料の経理処理について

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敷金、礼金、更新料、仲介手数料の経理について

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台風の影響

 

賃貸契約をしたときに支払うもの

事務所や店舗を賃貸契約をした場合に支払うもの

・敷金または保証金

・礼金・更新料

・仲介手数料

 

それぞれの経理処理について考えてみましょう

 

敷金または保証金

返還されることが契約で決まっている場合と、

そうでない場合とで、経理処理が異なります

 

返還される場合は資産として

返還されない場合は繰延資産として処理します

「繰延資産」は「減価償却資産」のように支払ったときに全額費用にせず

何年かにわたって費用にしていきます

 

返還されない敷金は、支払った金額を原則5年で均等償却します

ただし契約期間が5年未満で、契約期間を更新するときに更新料を支払うことが決まっているときは、

その契約期間で償却することができます

 

例)敷金300,000円、契約期間が3年の場合(更新料の支払いあり)

 

◆返還されることが契約で決まっている場合

 

支払時:敷金(保証金) 300,000/ 現金預金 300,000

※敷金(保証金)は資産科目です

 

 

◆返還されないことが契約で決まっている場合

300,000円を3年かけて費用化していきます

 

支払時: 長期前払費用 300,000/ 現金預金 300,000

1年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

2年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

3年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

※長期前払費用は資産科目、長期前払費用償却は費用科目です

 

礼金・更新料

繰延資産として処理します

返還されない敷金と同様、原則5年で償却しますが

契約期間が5年未満で、契約期間を更新するときに更新料を支払うことが決まっているときは、

その契約期間で償却することができます

 

例)礼金300,000円、契約期間3年(更新料の支払あり)

 

支払時: 長期前払費用 300,000/ 現金預金 300,000

1年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

2年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

3年目: 長期前払費用償却 100,000/ 長期前払費用 100,000

※長期前払費用は資産科目、長期前払費用償却は費用科目です

 

仲介手数料

支払ったときに、支払った金額を全額費用にすることができます

 

例)仲介手数料150,000円

 

支払時:支払手数料 150,000円/ 現金預金 150,000円

※支払手数料は費用科目です

 

少額の繰延資産

・返還されない敷金

・礼金・更新料

これらは繰延資産として、5年または契約期間で償却(費用化)していきます

 

ただし、金額が20万円未満の場合は

支払ったときに全額費用にすることができます

 

例)敷金150,000円(返還される)、礼金150,000円

 

敷金 150,000円/ 現金預金 150,000円

地代家賃 150,000円/ 現金預金 150,000円

※敷金は資産科目、地代家賃は費用科目です

※地代家賃のほか、支払手数料、雑費などの勘定科目を使ってもよいでしょう

 

事務所、店舗を賃貸した場合には、

敷金(返還されない)、礼金、更新料について次の順でチェックしましょう

・20万円未満か、20万円以上か

・20万円未満だったら全額費用

・20万円以上だったら繰延資産として5年または契約期間で費用化

 

~今日のつぶやき~

台風による雨風、すごかったですね

近所の川もすごいことになっていました

いつもはこんな静かな川なんですけどね

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