家事按分とは?夫が支払った場合も経費になる?おうち仕事をしている個人事業主の経費について
おうち仕事をしている方の経費について
息子はひなあられを狙っている
おうちで仕事をしている場合の経費
おうちでサロンをしている
おうちでハンドメイド作品を制作している
おうちで事務仕事をしている
こんなときは、おうちでの色々な支出を経費にすることができます
家賃、電気、水道、ガス、電話、インターネットなど
仕事をするために必要なものは
適正な金額を経費にしましょうね
経費を事業用とプライベート用に按分する
では適正な金額とはなんでしょう?
おうちでは、もちろん生活もしているので
全額を経費にするわけにはいきません
合理的な割合で按分(あんぶん)する必要があります
お仕事をする部屋(スペース)がおうち全体に占める割合
おうちの広さが50㎡で、お仕事部屋がそのうち10㎡だとしたら
10/50という割合を家賃の金額に乗じます
お仕事に使う頻度
週5日、仕事でインターネットを使っているのなら
5/7という割合をインターネット代に乗じます
もっと細かく、時間で按分する方法もあります
これらの割合で経費を事業用とプライベート用に分けることを
家事按分といいます
おうちの面積や、使用頻度の割合がよく使われますが
あまり神経質になることはありません
ざっくり、このくらい、という感じでよいです!
大切なのは、今年つかった割合は来年もつかうことです
(仕事環境や、状況が変わった場合は割合も変えて大丈夫です)
家族が支払っていても経費になる
おうちでの色々な支出って、一家の主の口座から支払っていることが多いですよね
たとえば、妻がおうち仕事をしている
おうちの支出は夫の口座から支払っている
そんなときも、妻の事業の経費にして大丈夫です
事業用の現金も預金も減りません
そんなときは「事業主借」を使いましょう
妻が自分で携帯代金を支払っている場合
通信費 10,000円/ 現金(普通預金)10,000円
現金(普通預金)が減ります
夫が妻の携帯代金を支払っている場合
通信費 10,000円/ 事業主借 10,000円
現金(普通預金)は減りません
こんなときは事業主借を使いましょう
事業主借についてはこちら↓
個人事業主だけの勘定科目「事業主貸」と「事業主借」の意味と使い方
妻から夫に経費分のお金を支払う必要はありませんよ!
~今日のつぶやき~
今年も無事(笑)ひな人形を飾ることができました
健やかに成長しますように、の願いをこめて