個人事業主がアルバイトをした場合の確定申告~事業所得と給与所得を合計する~

個人事業主がアルバイトをした場合の確定申告

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個人事業主がアルバイト(パート)をした場合は

事業による所得(利益)と給与所得を合わせて

確定申告しなければいけません

 

確定申告書の上で

どのように合わせればよいのか

説明していきます!

 

事業所得を確定申告書に記入する

まずは事業所得

青色申告決算書で売上と経費を集計します

(日々の取引が記帳されていることを前提とします)

青色申告決算書

 

売上①から仕入・経費②~㉝を引いて

さらに青色申告特別控除額㊹を控除すると

その年の「事業所得」が計算されます

 

青色申告決算書の㊺が「事業所得」です

青色申告決算書の一部

 

青色申告決算書で計算した

①売上と㊺事業所得を

確定申告書Bに転記していきます

確定申告書B平成28年2

 

㋐事業・営業等に①売上を

①事業・営業等に㊺事業所得を

それぞれ転記しましょう

確定申告書B平成28年

 

給与所得を確定申告書に記入する

次に給与所得

これは勤務先から発行される源泉徴収票をもとに

確定申告書に転記していきます

 

③「支払金額」

④「給与所得控除後の金額」

平成28年給与所得の源泉徴収票

 

 

 

これらの金額を確定申告書Bに転記していきます

㋕給与に③支払金額を

⑥給与に④給与所得控除後の金額を

それぞれ転記します

確定申告書B平成28年

 

事業所得と給与所得を合計する

①事業・営業等の金額と⑥給与の金額を合計した金額が

事業所得と給与所得の合計金額になります

⑨に合計額を記入しましょう

 

この合計額があなたの平成28年の所得金額です

この金額をもとに、税金を計算していくことになります

 

確定申告をするときは

まずは事業所得を確定させることが先です

1 青色申告決算書を作成

2 源泉徴収票を用意する

3 確定申告書を作成

この順番で進めていきましょう

 

~今日のつぶやき~

今年の疲れを癒すべく

sama-samaでアロママッサージを受けてきました

そしてなかなか手に入らないという

micocoroさんのシュトーレンをいただきました

美味しかったです

 

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