会社の経理は誰がしていますか?社長本人、経理社員、税理士、それぞれが経理した場合のメリット・デメリット
会社の経理は誰がしていますか?
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会社の経理、誰がする?
あなたの会社の経理は誰がしていますか?
社長本人がしていますか?
経理社員がしていますか?
税理士がしていますか?
それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう
社長本人が経理をしている場合
社員は家族だけ、またはいない場合は
社長本人が経理をしている会社も多くあります
メリットはなんといってもスピードでしょう
経理をする頻度にもよりますが
常に売上、経費、利益を把握することができるため
経営判断もすばやくすることができます
何のための支払か
誰との会食か
使った本人が経理をするわけですから
正確な数字を出すことができます
デメリットは社長本人が経理について勉強しなければいけないことです
が、これはデメリットではなく、メリットとも考えられます
経理がわかる、ということは、会社の業績などの数字を理解できるということですから
ただし、規模が大きい会社、社員が多い会社は
さすがに社長一人で経理できる量ではないでしょうから
経理社員に任せた方がよいでしょう
細々とした作業、処理は社員に任せたとしても
日々の経理チェックをするだけでも
上記のメリットを得ることができますよ
経理社員が経理をしている場合
メリットは、社長本人が経営に専念できることです
なおかつ、社内で経理がされているので
社長がすぐに現状の数字を把握できることですね
今の利益はどれくらいなのか
売掛はどれくらいあるのか、きちんと回収できているのか
経理社員に聞けば、すぐに答えが得られます
デメリットは人件費というコストがかかることです
経理社員を雇用すれば、人件費がかかります
能力がある方を雇えば、それなりの給料を支払わなければなりません
また退職するというリスクがあります
経理社員は、お金を管理し、お金を扱う業務でもあるので、信頼できる人材でなければいけません
信頼できる人材をみつけるのは大変です
また、新しい担当者へきちんと引き継ぎが行われればよいですが
必ずしもそうとは限りません
税理士が経理をしている場合
いわゆる経理の丸投げをしている場合のメリットは
正確であること、決算対策・節税対策も合わせてしてもらうことができることです
また経理社員のように退職するというリスクがありません
経理社員を雇えば、人件費というコストがかかりますが
税理士顧問料は、人件費ほど高くないでしょう
デメリットは業績把握に時差ができてしまうことです
社内で経理をしていれば、7月の利益は7月に把握できますが
税理士に経理を依頼すると、7月の利益は早くて8月、9月にならないと把握できません
その時差が経営判断のスピードに影響が出る可能性もあるでしょう
こういったメリット・デメリットを知ったうえで
会社の経理を誰がするのか、すべきなのかを考えてみましょう
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