経理に妄想はつきもの!?税理士と税務署は妄想のプロかもしれません
経理と妄想
高岡さんの妄想経理メモ
経理の漫画本?
確かamazonで偶然みかけて、ぽちっと買った漫画本
「高岡さんの妄想経理メモ」
長らく本棚に眠っていましたが、最近ようやく読みました(苦笑)
経理部に勤務する高岡さんが、社員が提出する怪しげな領収書からいろいろな妄想をし…
ざっくりいうとこんなお話です
ストーリーが面白いかは別として!?
経理と妄想、その通りだな!と納得するところがありましたよ
経理は妄想する仕事?
ここでいう経理をする人は
・社員が多数いる会社で働く経理スタッフ
・会計事務所で働くスタッフ
を指します
つまり、他人が支払った経費の領収書を、経理する人です
なにせ他人が支払ったわけなので、その用途を妄想しなければなりません
事務用品や交通費など一般的な経費はともかく
新規事業のための経費、接待の食事会や得意先への贈り物は
本当に事業のためなのかを妄想しなければなりません
母さん税理士も、日々あらゆる妄想しています(笑)
どんなに妄想しても、真実を確認しなければならないこともでてきます
同じ会社の社員には確認しやすいですが、相手がお客様になるとそう頻繁に確認することもできません
どうしても必要な確認はミーティングでしますが
ミーティングでうかがった事業内容や動向から妄想したり
ときにはお客様のSNSやブログを拝見して、領収書と照らし合わせて経理処理します
税理士や税務署は妄想のプロ?
自分で支払った経費の領収書を、自分で経理処理する人には関係ない話かというと
そんなことはありません!
自分で支払った経費なのですから、当然妄想の必要はなく
正しい経理処理ができるはずですね
正しい経理処理ができるはずなのに、不正をはたらいた場合はどうなると思いますか?
ここでいう不正は、脱税です
プライベートの支払を経費にしたり、他人の領収書を自分が支払った経費として処理することです
税理士や、税務署の職員は妄想のプロです
たくさんの会社、個人の領収書をみてきています
不正な領収書はちょっと妄想すれば、ときには妄想するまでもなく見破ることができます
そんなわけで、自分で支払った経費は責任をもって経理処理しましょうね
【関連記事】
経費になるものは事業内容によって異なります!SNSやブログが領収書の裏付けになることも?
売上を抜くことは絶対にしてはいけない脱税行為です、節税対策は計画的にしましょう
~今日のつぶやき~
「想像」でいいんじゃない?と思いながらも
漫画本にあわせて「妄想」という言葉をあえて使って書きました