クレジット決済の場合の仕訳と消費税について気を付けること
クレジット決済の場合に気を付けること
練習あるのみ…
クレジット決済の手数料
ここでいうクレジット決済は、支払う方ではなくて入金される方のことです
お客様がクレジットカードでお支払いしてくれた場合は
クレジットカード会社やクレジットカード代行会社から入金されますよね
そのときに、手数料を引かれているのを確認していますか
クレジットカード会社の手数料
クレジットカード代行会社の手数料
その内訳と消費税を確認していますか
クレジット決済の仕訳
☆正しい仕訳
お客様がクレジットカードで10,000円の商品(サービス)を購入
売掛金 10,000円/ 売上 10,000円
クレジット会社から手数料500円引かれて入金された
普通預金 9,500円/ 売掛金 10,000円
手数料 500円
これが正しい仕訳の流れです
☆間違った仕訳
もし入金ベースで売上を計上すると次のようになります
普通預金 9,500円 / 売上 9,500円
☆正しい仕訳と間違った仕訳、何が違う?
売上から手数料を引けば9,500円となるので
前者も後者も、結果同じようにみえるのですが
大きく違います
売上が1,000万円を超えると、消費税を納めなければならない
聞いたことありますか??
売上が1000万円を超えたら消費税を払わなくちゃいけない?1000万円はいつの期間の売上なのかを確認してみよう
正しい仕訳をすると売上は10,000円
間違った仕訳をすると売上9,500円
これを積み上げていくと、1,000万円を超えるか超えないかに大きく影響してしまいますね
すでに消費税の課税事業者である場合(消費税の申告、納税をしている場合)
正しい仕訳をすると
売上10,000円にかかる消費税(800円)から手数料500円にかかる消費税(40円)を引いた760円を納付することになります
間違った仕訳をすると
売上9,500円にかかる消費税(760円)を納付することになります
結果同じ??ではないのです
正しい仕訳の手数料にかかる消費税(40円)ですが
消費税が非課税の場合があるのです
非課税ということは、消費税が課税されないということ
すると、正しい仕訳の場合は売上10,000円にかかる消費税(800円)を納付することになるのです
手数料が非課税の場合は
正しい仕訳の消費税800円
間違った仕訳の消費税760円
と納税額が変わってしまうのです
手数料の消費税について
VISA、JCB、UCなどのクレジットカード会社の加盟店手数料は
貸付金(カード会社からあなたへの)に対する利息みたいな性格なので
消費税は非課税です
一方、三菱UFJニコス、スマートリンクなどのクレジットカード代行会社の手数料の中には
事務手数料、代行手数料が含まれていることが多く
明細を確認するとわかりますが、それらには消費税が課税されています
カード会社の明細を確認すると消費税が課税されているかわかるので
よく確認してみてくださいね
~今日のつぶやき~
子供と一緒に寝落ちしてしまった
そのときの心境はこのときと一緒↓↓
子供の寝かしつけ中に母さん税理士も寝落ち!ふと目が覚めた時の頭の中はこんな感じ(笑)
さあ寝よう。。。