振込手数料を引いて入金があったとき、支払をしたときの仕訳を考えてみよう

売上金額から振込手数料が引かれていた時の仕訳について考えてみます

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えんにてお庭を眺めながらランチしてきました

 

売上代金が入金されたとき(振込手数料が引かれていない場合)

請求書に「振込手数料はご負担ください」の一言がない場合、振込手数料が引かれて入金されることがあります

または請求書の一言に関係なく、振込手数料を引くことが慣習となっている業界もあります

 

商品やサービスを販売し、その代金が後日振り込まれたとき、の仕訳を考えていきましょう

 

商品やサービスを販売したとき(入金はされていない)

売掛金 100,000円 / 売上 100,000円

 

後日、普通預金に入金されたとき

普通預金 100,000円 / 売掛金 100,000円

 

これが一般的な、売上の発生と売掛金の回収の仕訳です

 

売上代金が入金されたとき(振込手数料が引かれていた場合)

次に振込手数料が引かれて後日振り込まれたとき、の仕訳を考えていきましょう

 

商品やサービスを販売したとき(入金はされていない)

売掛金 100,000円 / 売上 100,000円

 

後日、振込手数料が引かれて入金されたとき(振込手数料756円)

普通預金 99,244円 / 売掛金 100,000円

支払手数料 756円

 

または

普通預金 99,244円 / 売掛金 99,244円

支払手数料 756円 / 売掛金 756円

 

どちらでも大丈夫です

売掛金の元帳をみたときに、100,000円と記入するか、99,244円と756円を2行記入するかの違いです

母さん税理士は、売掛金が100,000円発生して、売掛金が100,000円回収されるというのが数字ですっきり表れるという意味で前者の仕訳が好きです

(少々マニアックでしょうか、、、笑)

 

仕入代金を支払うとき(振込手数料を引いて支払う場合)

売った側ではなく、買った側の仕訳もあわせて考えておきましょう

 

商品を仕入れたとき(支払はしていない)

仕入 100,000円 / 買掛金 100,000円

 

後日、振込手数料を引いて支払ったとき(振込手数料756円)

買掛金 100,000円 / 普通預金 99,244円

              / 普通預金 756円

 

または

買掛金 99,244円 / 普通預金 99,244円

買掛金 756円 / 普通預金756円

 

どちらでも大丈夫です

売掛金と同様、母さん税理士の好みは前者の仕訳です(笑)

 

ちなみに仕訳や勘定科目の選び方って好みがあります

税理士や経理する人によって全然違うのですよ~

 

~今日のつぶやき~

えんさんの窓から見える梅の木に小さな梅の実が沢山なっていました

毎年梅ジュースなどを作られるそうです

2種盛カレー(豚大根カレーとほうれん草のキーマカレー)

ほうれん草カレーやみつきになりそうです!!美味!!

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