利益が出ているのにお金は残っていない!?節税対策をするのにもお金が必要です
税金は払いたくない?
歯ブラシ
税金を払いたくない
税金を1円だって払いたくない
そういう方に限って、会計上(数字の上では)利益がいっぱいでているのに
現金が残っていないことがよくあります
こうなると、税金を払いたくない、ではなく、払えないということになります
利益がでているのに現金がないのはなぜか
儲かった分を事業経費にならないプライベートで使い切ってしまっている可能性があります
節税対策をするためにはお金が必要
節税対策には色々な方法があります
個人事業主を前提にすると
- 青色申告をすること
- 事業経費になる支払は、もれなく経費に計上すること
- 小規模共済掛金やiDeCoに加入すること
- 必要な設備投資をすること
などなど
これらの対策を実行するためには、まずは現金を支払う必要があります
事業経費や設備投資を費用計上するためには、その経費や投資額を支払わなければいけません
小規模共済掛金やiDeCoは、お金を貯めつつ節税できるのですが、まずは支払わなければなりません
一切の支払いをせずにできる節税対策はあまりないのですよ
有名なところでは、青色申告の特別控除(65万円※または10万円)はお金を支払わずにできる節税ですが
その他は、お金を支払うことが前提にある節税対策になります
※2020年分所得税確定申告から控除額の改正あり
税金を払いたくないから節税対策を教えて!と相談されたら
いくつかの方法をお伝えすることはできますが
その方法を実行するためのお金がない、となるとどうにもならないのです
利益から支払うべきもの
個人事業主は自分へ給与を支払うことができませんが
自分への給与という意味合いで、事業で儲かった利益の中から
プライベートのために使うのは当然のことです
ただし、利益の中からどのくらい使っていいのかは確認しておく必要がありますよ
プライベートで使った分は経費にならない
つまり利益として残り、その利益にかかる税金を支払わなければならないのですから
利益から
銀行借入をしていたらその返済をし
必要であれば節税対策のための支払いをし
さらに税金を支払うための資金を残し
これらを全て考慮した後に残ったものが、プライベートとして使ってよいお金です
今年もあと2か月とちょっと
2018年の利益はどのくらいになりそうですか
利益がでているのなら、相応の現金は残っていますか
~今日のつぶやき~
可愛くて思わず買ってしまった子供用歯ブラシ
箱から出すのがもったいないなあ