税理士試験の受験科目の選び方、母さん税理士が受験と開業を通して感じたこととは
受験科目の選び方
ミニトマト観察日記
税理士試験について
税理士試験は、会計2科目、税法3科目、計5科目に合格しなければいけません
一度に5科目合格する必要はなく、1科目ずつ受験することもできます
試験は、会計学に属する科目(簿記論及び財務諸表論)の2科目と
税法に属する科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法又は酒税法、国税徴収法、住民税又は事業税、固定資産税)のうち
受験者の選択する3科目(所得税法又は法人税法のいずれか1科目は必ず選択しなければなりません。)について行われます。
なお、税理士試験は科目合格制をとっており、受験者は一度に5科目を受験する必要はなく、1科目ずつ受験してもよいことになっています。
母さん税理士が選んだ税法科目
税法科目は、9科目ある中から3科目選ぶことができます
(所得税法か法人税法のいずれかは必ず選ばなければいけません)
9科目それぞれに特徴があり、ボリュームも異なります
どの科目を選ぶのかは、受験生の悩みでもありますね
母さん税理士は
法人税法、相続税法、消費税法
この3科目に合格しました
が、実は、相続税法を受験する前に
国税徴収法を勉強して受験したことがあります
なぜ国税徴収法を選んだかというと、ボリュームが少なくて
ラクして合格できるかなーという安易な考えです(苦笑)
ボリュームが少ない代わりに
受験生のレベル、合格レベルが高くて
母さん税理士は合格することができませんでした
また、理論メインの試験内容なので
計算好きの母さん税理士には不向きな試験でした
そこらへんを考えずに選んでしまうところが、本当に安易ですよねえ。。。
その後、国税徴収法は合わない!勉強するのがつらい!
ということで、相続税法に変えたのです
相続税法は、「相続」というものをリアルに想像しながら勉強できたので楽しかったですよ
法人、所得に次いで、ボリュームはそこそこありましたが
法人税を勉強した後だったので、そんなにつらくはありませんでした
受験と開業を通して感じたこと
タイトルに「受験科目の選び方」と書きましたが
合格できれば、どんな科目だっていい、というのが母さん税理士の考えです(ヒドイ!?)
母さん税理士が受験を通して感じたことは
ボリュームが少ない税法だからってラクに合格できるわけではない
興味のない税法、想像のできない税法は勉強が楽しくない
ということ
税理士試験に合格し、開業してから感じたことは
受験した科目は、やはり基本がしっかりしているので改正等も頭に入りやすい
仕事としてやっていきたい税法は、受験したほうがよい
ということ
受験勉強と実務は違う
といいますが、受験勉強したうえで実務をつめば
それに敵うものはありません
科目を選ぶうえで、少しは参考になりましたか?
~今日のつぶやき~
夏バテ気味です
まだ8月が始まったばかりだというのに・・・