会社設立時の資本金はいくらにする??資本金を決めるときの注意点について
株式会社は資本金1円から設立できますが、、、
お酒は強くないんだけど、おつまみは大好き
からすみも大好きです
資本金は設立時の初期費用と運転資金になる
株式会社を設立するときに決めなければいけないことの一つが、資本金をいくらにするのかということ
資本金を1円にすることは、法律上は問題ありません
でも実際1円で設立しても、その後運営していけるのでしょうか。。。
資本金は、設立後、売上が安定するまでの運転資金になります
不動産を契約して保証金・家賃を支払う、備品を買いそろえる、給与を支払う
設立したらこれらの費用を会社から支払わなければなりません
・設立に関する初期費用(設備投資など)
・設立後、数か月分の運転資金(売上がどれくらいの期間で安定するかによります)
これらが支払えるだけの資本金が必要です
社長が会社にお金を貸して、その資金で初期投資や運営費用をまかなう方法もあります
会社の決算書には、貸した金額が「短期借入金」として計上されます
会社が社長からお金を借りた、という意味です
この短期借入金があまりにも多額になると、経営がうまくいっていないんだな、とみられてしまうのでお勧めしません
会社に貸付するお金があるのならば、資本金にしましょう
資本金1000万円以上と1000万円未満は大きな違いがある
資本金1000万円未満で会社設立
最大24か月、消費税免税になります
従業員50人以下であれば、法人住民税が7万円です(赤字でも支払わなければいけません)
資本金1000万円以上で会社設立
1期目から消費税の課税事業者になります
課税事業者、というのは、消費税の申告書を作成して、納付する消費税額を計算し、消費税の支払わなければいけないということです
法人住民税が18万円です(赤字でも支払わなければいけません)
消費税の負担、赤字でも支払わなければいけない税金の負担は大きいです
これらのことも考慮して資本金を決めましょう
資本金の額は見栄えや信用力に影響する
会社の登記簿謄本には資本金が記載されます(誰でも見ることができます)
ホームページで資本金を掲載している会社も多数あります
資本金の額を取引先に見せることで、うちの会社は安全だよ、信用して大丈夫だよ、といっているのです
確かに資本金1円の会社より、資本金がある程度の金額がある会社のほうが見栄えがよく、信用力があるといえます
特に大きな企業を取引先にしたいのであれば、資本金の額は信用の目安にされることがあるということを考慮しておきましょう
~今日のつぶやき~
久しぶりに、はちナポ@Member's Bar Dを食べました
はちナポって、八王子ナポリタンのことです!
やっぱり美味しい~
玉ねぎを混ぜながら、最初はそのまま食べて、途中で粉チーズかけて、最後にタバスコで辛くして食べる
そんな母さん税理士の食べ方です