クラウド会計の落とし穴?銀行口座と連携すれば何もかもが大丈夫、なわけではありません!
鴨南蛮@昌久
2019年確定申告の振り返り
今年も、単発コンサルと経理を頑張る会で、確定申告のサポートをさせていただきました
そのうちの、ほとんどの方がクラウド会計を導入されていました
クラウド会計をつかって、
銀行口座、電子マネー、クレジットカードと連携することで
1つ1つの取引を手入力する手間がなくなり
だいぶ「経理作業」が楽になりましたね
「経理作業」が楽になるのは、とってもいいこと
時間もだいぶ短縮されたことと思います
だからこそのお願いが1つあります
連携されていれば大丈夫?
クラウド会計を導入して、「経理作業」が楽になった方へのお願いです
自動連携された1つ1つの取引が集計されて、決算書が作成されます
その集計された結果を、必ず確認してください
できれば、こまめに確認してください!
銀行口座だったら、クラウド会計で集計された金額と、口座の残高は合っていますか?
電子マネーやクレジットカードだったら、使った費用はどんな勘定科目に集計されているか知っていますか?
電子マネーとクレジットカードの利用代金が、銀行口座から引き落とされたとき、どんな処理がされているか知っていますか?
自動連携しているから何もかもが大丈夫、と思ったら大間違いです
連携されて、1つ1つの取引が、どんな科目に、どのように集計されているのか
集計した結果、残高は合っているのか
これは自分の目で確かめなければいけませんよ
最低限の知識は必要?
すべて連携しているのに、何かが違う。。。
と単発コンサルをお申込みしてくださった方がいました
クラウド会計のデータを一緒に確認し、1つ1つ訂正していったら最終的には合ってよかった!
お客様にも喜んでもらえて一安心です
税理士や経理をお仕事としている方ならば
何かが違う。。。ということが起きても、その原因が想像できます
なぜならば、クラウド会計が導入される前までは、1つ1つ手入力してきたから
どの科目が、どこにどのように集計されるかを理解しているからです
経理についての知識がなくても、経理作業が簡単にできるというのがクラウド会計の売りだったりするのでね
難しいところですが、、、
単発コンサルや経理を頑張る会で実際に導入されている方をみていると
特に導入したばかりのときは、最低限の知識、または知識がある人によるサポートが必要かなと感じます
クラウド会計の導入でつまずいたり
導入後に何かが違う。。。と感じたら
最低限の知識を学んでみる(クラウド会計本、会計や簿記の基礎など)
または、プロのサポートを受けてみることをおすすめしますよ
という母さん税理士も、あるクラウド会計の消費税申告(集計)でつまずいて相当苦労しました
苦労して得た知識を、お客様に還元できるようにしていきますね!
~今日のつぶやき~
急に休校になったかと思いきや、明日は急に登校日
子供たちはともかく、学校の先生も大変だよね