起業したばかりで売上がなくても確定申告をしたほうがいい
起業したばかりで、まだ売上はない
確定申告はしなくてもよいのではないかと思われるかもしれませんが
確定申告はしたほうがお得です
起業したばかりの頃は、売上はなくても、必要経費はたくさんあるはずです
・名刺を作った
・業務に必要な備品を買った
・セミナーを受けた
・たくさんの人に会って営業をした(飲食代)
これらの費用を計上すると大きな赤字になりますね
この赤字を3年間繰り越すことで、その後の大きな節税になるのです
ただし青色申告をしていることが前提です
青色申告の詳細について↓↓
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm
具体例その1
平成27年に起業、平成27年から平成29年まで赤字で、平成30年に利益300がでた場合
平成27年の赤字100は、その後3年間(平成30年まで)繰り越すことができます
平成30年には平成27-29年までの赤字300が繰り越されているので
平成30年の利益300は赤字300と相殺することができ、税金は発生しません
具体例その2
平成27年に起業し赤字500、平成28年から利益100がでている場合
平成27年の赤字500は、その後3年間(平成30年まで)繰り越すことができます
平成28-30年までの利益は平成27年の赤字と相殺することができ、税金は発生しません
起業したばかりで売上がない、赤字だからといって確定申告しないのはもったいないです
手間はかかりますが、その後の節税対策のためにも確定申告(青色申告)しましょうね
今日は子供たちの病院と薬局を行ったり来たり・・・
やっと病名の診断がつき一安心しました